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感動させるスピーチは「三幕構成」

 こんにちは。伊庭正康です。既にリーダーの方、これからリーダーになる可能性のある方にご紹介したいスピーチの技があります。

 名曲と言われる曲のコード進行のほとんどが同じであるよう、部下をワクワクさせるリーダーシップにもセオリーがあり、ぜひそのセオリーを1人でも多くのリーダーに知ってほしいと考えたからです。拙著、「強いチームをつくる!リーダーの心得」でも、私のリーダーシップ研修でも紹介するスピーチのセオリーです。きっと、お役に立てることもあると思いながら紹介させていただきます。

 

感動のスピーチは「三幕構成」になっている

 名リーダーのスピーチには共通する構成があります。下記がそれ。映画の脚本と似ていることがわかります。映画の脚本で有名なセオリーに「三幕構成」という構成のセオリーがあります。第一幕で状況を設定し、第二幕で対立、葛藤が発生し、第三幕で帰着するという流れ。ジョージルーカスがスターウォーズでも参考にしたことでも有名になりました。
 まさに、リーダーのスピーチは、この三幕構成の要素と重複します。必ず、「葛藤、対立」があり、だからこそ挑戦をする、これがリーダーのスピーチです。以下をが三幕構成をリーダースポーチに転用した構成。私のリーダーシップ研修でも練習しますが、かなり盛り上がります。「ここまで葛藤をもっていない」「葛藤を出すのは恥ずかしい」などなど。でも、リーダーに選ばれるほどの人です。必ず葛藤はありますし、見い出せます。そもそも、いくらでも他の仕事はあるはずなのに、この仕事を続けてきたのではなぜでしょう。そこに、思いは見出せるのでじゃないでしょうか。さて、構成をご覧ください。スグには出来ないかもしれせんが、まずはこの構成に従って、スピーチが出来るよう挑戦されてみいぇはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

孫正義氏が行った「ソフトバンク新30年ビジョン」のスピーチも三幕構成

 下記は、ソフトバンク社の孫正義社長が「ソフトバンク 新30年ビジョン」で語ったスピーチの抜粋。最後は大きな拍手で感動の渦に巻き起こした感動の名スピーチです。2時間以上のスポーチゆえ、内容を省略し、抜粋をしております。また、実際のスピーチとは構成の順序も変え,
再整理しています。重要な点は、第二幕、いわゆる対立、加藤をしっかりと訴求されている点です。ご覧下さい。

 

 さて、いかがでしょうか。まとめましょう。孫社長のスピーチは、かなり省略していますので、この文面からは感動を想像するのは難しいかもしれませんが、実際の映像をご覧いただくと、かなり感動します。おばあちゃんのお話など、自身の過去を赤裸々に開示された内容からも情報革命に立ち向かう覚悟を感じます。ぜひ、人前でスピーチをする機会があれば、ぜひともトライしてみてください。きっと、胸を打つスピーチになるはずですよ。

※参考までに※
新30年ビジョンのストリーミング映像
http://webcast.softbank.jp/ja/press/20100625/index.html#_ga=1.29308476.1230482318.1371821375

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