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コーチングのGROWモデルにトライ!

こんにちは。伊庭正康です。テーマは「コーチング」です。今回、紹介したいテクニックが、私のリーダーシップ研修(指導力編)でも紹介するコーチングメソッドの「GROWモデル」というもの。「とりあえず、やりなさい」が通用しない時代、必要なことは「納得感」のある指導です。部下がいる方もいない方も、指導をする役割になった時に必ず使えるメソッドですので、ぜひトライされてみてください。

コーチングのGROWモデルとは

このGROWモデルとは、コーチングのメソッドの1つであり、各ステップの頭文字をとったものですで、専門知識を必要とせずに始められるので、誰もが使える実用性の高いメソッドです。以下の流れで会話を進めます。

 

 

例を示しましょう。業務が忙しくなり、任せた仕事の納期が遅れた部下は鈴木君に対策をコーチングします。

 

【Goal】    「では、納期に遅れないための再発防止の対策を一緒に考えないか」

【Reality】 「まず、現状を教えてほしい。どれくらい忙しいの?」

【Resource】「忙しい状況で、何があれが再発の予防が出来るのだろう?」

【Options】 「対策案をいくつか出してみよう。どうかな?」

【Will】    「この中にやりたいことはあった?」「本気でやりたい?」
「OK。では、いつまでにやろうか?」

 

これがGROWの活用法です。ちょっと、面倒くさい…、と思われたのではないでしょうか。でも、人のやる気に火をつけるのと考えるとどうでしょう。最終的には部下の鈴木君の意志で、この対策を講ずることになりました。短時間で効果的な対策と本人のやる気に火をつける方法としては、最も効果的な方法だと感じます。ぜひ、おススメしたいテクニック。ぜひ、トライしてみてください。私の研修でも、かなりの成果が上がっています。慣れるまでは難しいように感じますが、慣れです。ぜひ、指導に磨きをかける一助となれば幸いです。

 

※付録※
実践で練習していただけるよう、GROWモデル演習シートを用意しました。お気軽に使ってく
https://www.rasisalab.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/03/Grow%E3%80%80%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB.pdf

 

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