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マネージャーの役割

 こんにちは、伊庭正康です。今回はマネージャーの役割です。成功するマネジャーは「自分が頑張るんではなく、メンバーの生産性を高める」ことだと他の記事、「マネジャーとは」で紹介しました。今回は、マネジャーとしての役割に特化をして紹介します。この記事がお役に立てれば幸いです。

→マネジャーとは ‥ https://www.rasisalab.com/column/manager-basic

 

マネージャの役割は3つ

 今のように変化の激しい時代においては、現場を司るマネージャーの役割は極めて重要です。役割をシンプルにまとめると3つになります。

 1 目指す状態を明確し、そこに向けての問題と課題を見立てる

 2 効果的な対策を講じる

 3 確実な成果を出すためにプロセスを作り、管理する

ということに尽きます。解説しましょう。

 

1 あるべき状態を明確にすることで、問題と課題を見立てる

 会社が決めた目標に対し、いかに早く結果を出すかに躍起になるマネージャーは少なくありませんが、それでは今の時代のマネージャーとしては不足です。まず、今の状況から「何を問題とする」のかを見立てることがマネージャの最初の役割です。。そのためには、「あるべき姿」をマネージャーは思い描かねばなりません。その上で、解決の鍵(課題)を見立てます。課題を見立てずに、いきなり対策を考えるとほとんどの場合、徒労に終わることになります。

・目指す姿を明確にしておくこと。
・今は何を問題とするかを見立てること。
・その上で解決の鍵(課題)を絞ること。

 

2 効果的な対策を講じる

 先程、申したよう「課題」を特定した上で対策案を検討します。いくつか選択肢を出し、そこから効果的な案を選択します。いきなり、思いついた1つの案に着手するのは絶対にNG。思いつきで成果が出せるほど、問題は甘くはありません。

・対策を考える前に、まず「課題(解決の鍵)」を絞り込むこと。
・選択肢をいくつか出し、そこからベスト案を選択すること。

 

3 確実な成果を出すためにプロセスを作り、管理する

 確実な成果を出すためには、気合や掛け声では頓挫するでしょう。まず、プロセスの作り込みが重要です。その中心となるのはPDCAをしっかりと設計し、粘り強くまわすことです。(PDCAのまわし方は、こちらのコラムをご覧下さい→ マネジメン力とは

・「出来た、出来ない」はもちろん、何があれば更に効率が向上するのかを検証すること。
・  定量で把握すること(=数値で把握する)。
・ 改善策を出し続け、次のアクションに結びつけること。

 

 今は、決められた目標を達成するだけでは今の時代は不十分です。今日の勝ち組企業が、明日の負け組になるのは簡単です。ズレたことを一生懸命にやればスグに負け組になる時代です。現場を司るマネージャーの役割がますます重要になってきています。この記事が参考になれば幸いです。

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