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ソーシャルスタイル診断(無料 登録不要)を用意

こんにちは。研修トレーナー伊庭正康です。

ソーシャルスタイル診断(無料 登録不要)を作成してみました。
「ソーシャルスタイル診断」を同僚や部下にも受けてもらいたい、といったリクエストをいただだくことが多く、公開することにしました。

ソーシャルスタイル研修は、いくつかの研修会社が提供しています。
しかし、チェック項目は、その会社のノウハウでもあるため、ソーシャルスタイル診断は「受講者だけ」しかチェックすることができないのが当然になっています。
でも、職場で活かすことを考えると、受講者以外にもチェックして欲しいと思うのが当然でしょう。

そこで、簡易ながらソーシャルスタイル診断(無料 登録不要) を公開することにしました。
チェックしてしていただいたほとんどの方が「あたっている」とフィードバックをもらっていますので、信頼していただいてよいと思います。

【ソーシャルスタイルとは】
1968年、アメリカの産業心理学者、デビッドメリル氏が提唱した、今や世界に広まるコミュニケーション理論のことで、4つに分類される人のコミュニケーションのパターンを活用し、適切なコミュニケーションを選択するものです。多くの企業で取り入れられるグローバルスタンダードのメソッドです。

ソーシャルスタイル診断(無料 登録不要)

ソーシャルスタイル診断(無料 登録不要) はコチラ
https://www.rasisalab.com/socialstyle

 

 

ソーシャルスタイル診断の見方

このチェックでは、5つのソーシャルスタイルに分けています(本来は16の象限に分かれるのです)。
「感情」「自己主張」の大小に分け、5つのタイプに分類されます。では各タイプの特性を解説しましょう。

 

(1)ドライバー(合理的に目的を達成させたい人)の特性

・感情(表情)は出ない。早口で淡々と自分の意見を言う人。
・せっかちで負けず嫌い。目的のためには、厳しい判断も辞さない。例:ビートたけし。

(2)エクスプレシッブ(自分が注目されたい人)の特性

・感情(表情)は出る。明るい雰囲気で自分の思いを言う人。
・ノリを重視。注目されたい。新しこと、話題性のあることが好き。例:明石家さんま。

(3)エミアブル(みんなの気持ちを大事にしたい平和主義の人)の特性

・感情(表情)は出る。話すより聴く。明るい雰囲気で人の話を聴く人。
・人の気持ちや全体の調和を重視。平和志向。例:小堺一機。

(4)アナリティカル(理屈、分析を大事にする人)の特性

・感情(表情)は出ない。話すより聴くこと多い人。
・データや情報を分析し、独自の見解を持つことが好き 例:タモリ

(5)バランス型(各タイプの要素を兼ね備えた人)の特性

・感情(表情)、自己主張ともに「大」「小」に偏っていない人。

 

ソーシャルスタイルの解説

では、ここでは4つのタイプに絞って、各ソーシャルスタイル別の会話のコツを紹介しましょう。

 

ドライバーとの会話:ビジネスライクで明確なコミュニケーションが喜ばれる。

(1)明確さが大事!結論から伝える
・結論 ⇒その理由 ⇒その理由の詳細 ⇒再度、結論で締める。

(2)勝負事に負けん気を出す
・勝利が大事なドライバーは、負けん気を高く評価する傾向がある。

(3)選択肢を示す
・ドライバーは自分で決めたいと考える。提案をする時は2~3案を選んでもらう。

 

対エクスプレッシブとの会話:共感を示しながら、要約をすると喜ばれる。

(1)言うことがコロコロ変わるので、迅速に済ませる
・適当というわけではなく、関心が変わりやすいだけ。重要なことは気が変わらないうちに済ませる。

(2)ノリを大事にしながらも、要約をしてあげる
・話が脱線しがちなため、ノリを大事にしつつも「さすがですね。こういうことですか?」と確認する。

(3)データを淡々と語らない
・データはスパイス程度にしか考えないのがエクスプレッシブ。データを示すなら、そこに話題性を
伝えるものとしたい。(このデータは面白いですよ。なんと・・)

 

対エミアブルとの会話:ニコやかに穏やかな雰囲気で会話をすると喜ばれる。

(1)1人で決めるのが苦手。選択肢を示すのではなく、相談に乗ってあげる
・「差支えなければ、一緒に考えましょうか?」と相談相手になってあげる。

(2)「分かった」と言いながら、返事を先延ばしにする人が多い
・ルーズととらえるのではなく、なんらかの問題があることを疑う。まずは、問題を聞いてあげる。

(3)会話にゴールを求めなくてもOK
・会話で共感する時間が価値。時には、話し相手になるだけでOK。

 

対アナリティカルとの会話:じっくりと納得を大事にしてあげると喜ばれる

(1)沈黙は考えを整理する時間。せかさず、待ってあげる
・頭の中で整理しているだけ。沈黙のままでよい。発酵中と考えよ。

(2)納得を得るために、前例やデータを示してあげる
・アナリティカルは、自分の見解を得ることでとても大事。データがなくとも、近い事例を示す。

(3)デッドライン(締切)を決めておく
・このタイプの時間がかかることが多い。デッドラインを決めておくことが重要。

 

さて、まとめましょう。あらゆるタイプの人とうまくやる鍵は、「相手のルール」で考えることにあると言いました。そのルールを見破る地図、それが「ソーシャルスタイル」なのです。自身だけではなく、部下や同僚、さらには上司にソーシャルスタイルを紹介することで、彼らの人間関係のストライクゾーンを広げることも可能です。素敵な職場になること間違いなしです。興味があれば、拙著「この世から苦手な人がいなくなる」を見てください。さらに興味が出たら、ソーシャルスタイルの研修も一考ください。皆さまの明日のビジネスの一助になれば幸いです。

 

ソーシャルスタイル研修

職場全体、営業、販売等で活かす方法を考えたいということもあるかと存じます。
ソーシャルスタイル研修も提供していますので、ぜひご検討ください。

【研修動画 ダイジェスト】※伊庭正康本人が解説しています

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